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韓国料理店 コッキル

相談者:シン ジェホ・平松しのぶ 夫妻

担当コーディネーター:篠原丈司(労務管理)工藤崇(経営戦略)飯田由美(マーケティング・人材育成)

相談内容

コロナ禍ではあるが、移転・オープンを行いたい。そのために必要な、資金の確保や、事業計画の作成、集客の取り組み、就労体制の確立など、全般に関して相談したい。また、社内におけるコミュニケーションを円滑にし、組織力の強化を図りたい。

府内町にある明るい雰囲気の店舗の写真
府内町にある明るい雰囲気の店舗

課題の整理・分析(強みの発見)

  • 韓国人シェフが本場の味を伝えることができる。
  • インスタグラムを中心とした情報発信等についての心得がある。
  • 大分市内には、若者をターゲットととした韓国料理店が少ない。
  • 常に韓国のあらゆる文化に注目をし、日本とマッチングしやすいジャンルの検討や、多角化経営について意識を傾けている。
  • コロナ禍において、テイクアウトにも向くメニューも豊富である。
一番人気のランチメニュー、スンドゥブ定食の写真
一番人気のランチメニュー“スンドゥブ定食”

提案内容

  • 銀行からの融資を受けるための取り組みを説明し、詳細な事業計画の作成支援を行なった。
  • 有料の広告は使わずに、プレスリリースを活用し各メディアからの取材要請が起きるような仕組み作り及びSNSの効果的な活用法について支援した。
  • ターゲット層のニーズを分析し、メニュー開発及び提供方法の支援を行った。
  • 社内コミュニケーションをより図りやすくし、ブランド力を強化していくために、経営理念・ビジョンの明確化や誰がいつ何を行い、店舗を切り盛りしていくのかがわかるマニュアルを作成した。
  • 雇用に伴う就労規則の作成や給与計算など日々の業務内容を説明し、支援を行った。

成果(相談者の声)

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代表のシン ジェホ・平松しのぶ 夫妻

自分たちの思いがしっかりと入った事業計画書ができ、スムーズに融資を受け、経営革新計画の取得もできました。オープン1年を迎え、インスタグラムのフォロワー数も7500人を超え、集客に非常に役立っています。期間限定ショップ「コッキルトースト」と「コッキルピンス」の2店舗をアミュプラザ大分内に出店することもでき、今後も大分に日本に韓国文化が拡がる一翼を担っていきたいです。

 


企業情報

コッキル