英会話スクールのオンラインレッスン開始を支援


相談者:いもと英会話スクール 井本 安栄さん

担当コーディネーター: 矢野 俊樹(IT・Webサービス)

コロナウイルスの影響

対面型のサービスを提供する英語教室は、真っ先にコロナウイルスの影響を受けた。

 

大分市で感染者が確認された3月4日の翌日に生徒とその家族の安全を考慮し、即座に教室を閉鎖した。

 

その後再開するも、今度は相談者の周囲に感染者が確認されたため、再度教室を閉鎖した。

課題の整理・分析(強みの発見)

  • HPやSNSによる情報発信能力はよろずの支援に加え、本人の努力により非常に高かった。
  • しかし、生徒数の増加対策としてのスクール移転により、家賃が固定費として発生していた。
  • また、コロナウイルスの鎮静化の見通しが不透明で、再開の目処が立たない状況であった。
  • こうした状況の中、生徒の休会の申し出も増え、収入も減少した。
オンラインレッスンの様子の写真
オンラインレッスンの様子

提案内容

  • サービス業の弱点を打開するため、従来からオンライン化の提案を行っていた。
  • 非常事態宣言の発令により、特に子どもが家に籠もりがちになり、教育の停滞に心を痛めた相談者はオンラインで教室を再開することを決め、いち早くzoomでのレッスンを開発した。
  • 手探りでの取り組みであったが、次第にオンラインの特性を活かし、対面ではできないようなコンテンツを取り入れるなど、対面型の焼き直しではない独自性を発揮した。
  • さらに生徒の保護者向けにウェブアンケートを実施し、戸惑っていることや、どうすれば子供がさらに集中して取り組めるか等の意見をもらい、オンラインレッスンをブラッシュアップした。

成果(相談者の声)

オンラインレッスンの様子の写真
オンラインレッスンの様子

休業前に比べ生徒数の減少は最小限にとどまり、いち早くレッスンを再開することができました。

 

一時は危機的な状況でしたが、コロナ禍の中で新たなサービス提供のきっかけができ、さらに一層スクールの利便性と付加価値を高めることができました。


企業情報

いもと英会話スクール