老舗蒲鉾店の販路開拓を支援


相談者:別府蒲鉾有限会社 清田 身起子さん

担当コーディネーター: 木許 大(販路開拓)
担当コーディネーター: 是永 逸郎(経営戦略)

店内の様子の写真
店内の様子

相談内容

大正8年創業で現在は祖母、母、子で細々と手造り天ぷらと弁当を販売している。

 

三男が後を継いでくれるようになったので、販路拡大、店舗の売上の増加及びブランド力の向上をし、次世代に残る別府の名物にしたい。

課題の整理・分析(強みの発見)

  • 味の評判が良く、既に地元にファンが多い。
  • 100年を超す歴史を持つが、事業自体は大きくない。
  • 少量生産なので広く行き渡らない。
  • SNSの活用ができていない。
  • 後継ぎがいる
別府蒲鉾セットの写真
別府蒲鉾セット

提案内容

  • ブランド力を上げる方法として地元百貨店(トキハ)での販売を提案した。
  • 同時に商品自体のブラッシュアップや、ギフト・お土産需要に対応するべく、具体的なアドバイスを実施した。
  • 別府温泉の名物にするため、仙台の笹かまや鹿児島の薩摩揚げのイメージで天ぷらへの焼き印や、県内の食材を材料として使うように提案した。

成果(相談者の声)

お店の前で清田社長と専務の光さんの写真
お店の前で清田社長と専務の光さん

今までなかったギフトという商品で、売上単価が上がりました。

 

またトキハの中元カタログに大きく扱っていただいた事でギフトの発注が増大しています。

 

さらに、その事が合同新聞や情報誌(セーノ)に掲載され、新規のお客さんが増えており、毎日、昼前で売り切れる状態が続いています。

 

せっかく来ていただいたお客さんに商品が行き渡るように、新型製造設備の導入も考えています。

 

今後は生産量、販売先を増やし、大分県はもちろん、日本各地で扱っていただけるような商品作りを目指していきます。


企業情報

別府蒲鉾有限会社