『こだわりのお茶』の販路開拓を支援
相談者：合同会社お茶の川谷園 川谷 哲也さん
担当コーディネーター： 木許 大（販路開拓）
全国最大手の百貨店に対して、物産展の企画や、商品提案を多く手がける。売り手と買い手、両方の経験と視点から、より良いアドバイスができる様、頑張ります。
相談内容
中津市耶馬渓町で親子2代にわたり、有機肥料による土づくりや、蒸し工程にこだわった加工など、高品質なお茶づくりを一貫して行っている。
2代目の川谷哲也氏は全国手もみ茶品評会において平成24年度に農林水産大臣賞を受賞するとともに、平成28年度に全国で14名しかいない「茶聖」の称号を授与されている。
「真面目に丁寧に」をモットーにお茶を生産しているものの、主要産地でないこともあり、販路開拓に苦戦している。
課題の整理・分析（強みの発見）
- お茶のクオリティには自信がある。
- 生産に関して一から十まで自分で行っており、こだわりは他の生産者に負けない。
- その分、販路開拓に割く時間が限られてしまう。
- 閑散期を活用して、自らこだわりをお客さんに伝えたいというやる気がある。
提案内容
- 地元の百貨店で試飲販売のプロモーション（物産展等）を定期的に開催して、味を知ってもらうとともにファンを増やす。
- プロモーションから得た顧客にDMを送り、自社サイトからの購買につなげる。
- 同様のプロモーションを東京の百貨店でも開催し、首都圏の顧客を獲得する。
成果（相談者の声）
地元百貨店での試飲販売のプロモーションは大成功に終わり、初出展にもかかわらず、バイヤーから次回の出展の依頼を頂きました。
1週間の間に何度も買いに来て頂いたお客様や、贈り物にしたいので箱に入れてくれというお客様もいて、手応えを感じました。
ギフトのバイヤーからも商品の提案を依頼されました。
また、関東の有名百貨店に出展の話も頂き、武者震いがしています。
企業情報
合同会社お茶の川谷園
- 代表者名：川谷 哲也
- 所在地：中津市耶馬渓町大字山移1727‐2
- 事業内容：製造業（日本茶の製造・販売）