子育て中の主婦が作る木工品の販路開拓を支援


相談者:木草舎 蓑原 聡子さん

担当コーディネーター: 木許 大(販路開拓)

相談内容

大分市で子育て中の主婦たちを活用した木工製品(アクセサリー等)の製造販売を行っている。

 

現在、代表者自身が子育て中であることから、販売は不定期に行われる野外イベントがメインとなっている。

 

今後、安定的な販路を開拓したいと相談にこられた。

製作風景の写真
製作風景

課題の整理・分析(強みの発見)

  • 代表の蓑原氏のご主人はオーダー住宅を作る大工でもあるので、端材を活用するなど、商品作りに必要な木材は格安で入手できる。
  • 主婦たちが行う作業は、荒加工済み部材の磨きやパーツ付けなどの仕上げであり、安全である。
  • 小さな子供達の世話を交代で行っていることから、保育園に預ける必要がなく人を集めやすい。

提案内容

  1. 女性だけで製作を行っていたり、子育てしながらできるという活動内容から話題性があるので、百貨店で販売してみてはどうかと提案した。
  2. アクセサリーだけでなく、単価の上がる商品、例えばインテリア的なものなどを、商品ラインアップに加えるように提案した。
  3. イベントだけでなく、商品を置いてもらえる場所、雑貨店、カフェ、美容院など女性が集まる場所への営業を提案した。

成果(相談者の声)

蓑原代表と女性メンバーの写真
蓑原代表と女性メンバー

今まで敷居の高かった百貨店への営業も上手く行き、すぐに商品を販売する機会ができました。

 

初めての百貨店での販売をするにあたり、メンバーの士気も上がりました。

 

また、単価の上がる商品としてモビールや赤ちゃん用の木のガラガラなど新商品も開発できました。

 

地元百貨店での催事も上手く行き、担当バイヤーとのつながりもできたので、新商品をどんどん提案しようと思っています。


企業情報

木草舎
  • 代表者名:蓑原 聡子
  • 所在地:由布市挾間町赤野784‐8
  • 事業内容:製造業(木工製品の製造販売)
  • TEL:090-5425-2012
  • Facebookページはこちら