相談者:株式会社村ネットワーク 應和 春香さん
担当コーディネーター:
油布 恒文(販路開拓)
篠原 丈司(労務管理)
工藤 崇(経営戦略)
これまでの取り組みが順調に成果をあげており、過去最高で着地するはずであったが、コロナ禍により主力売上(約5割)の学校給食が無くなってしまった。
そこで、野菜パウダーやカット野菜など既存商品の販路開拓について相談があった。
野菜パウダーや「α化米」等の自社開発商品と、乾燥・粉末に特化した野菜・果物の受託加工サービスがある。
主力売上は野菜・果物の受託加工サービスだが、工場稼働率が10%台まで落ち込んでいる。
小ロットでの試作品から、継続的な加工工程の委託まで柔軟に対応し、加工の難しい原料も引受ける技術力は強みである。
野菜・果物の受託加工サービスの販路開拓を優先し、工場稼働率を改善して、年間を通した平準化を目指した受注に力を入れること。
コロナ禍における非対面での営業力強化を目指し、自社ウェブサイトを改善する。
加工費用の見積りが簡単にできる「自動見積りフォーム」をフル活用して、限られたスタッフが効率的に働き、業務に集中できるDX化に取り組むように提案した。
野菜の受託加工における自動見積もりシステムの導入等により、工場稼働率が10%台から80%台に大幅改善することが出来ました。
中小企業で多くの経営者が一人で何役もこなしているのが現状だと思いますが、今回のDX化で一番メリットを享受したのが私でした。
現状に満足せず常に前を、そして上を見て全力疾走続けて参りますので、引き続きご支援をよろしくお願いします!