コロナ禍に見舞われた飲食店の経営改善を支援


相談者:株式会社神楽 丼 浩治さん

相談内容

  • 開業のための資金調達とこれに伴う事業計画書の作成。
  • 開業後、観光客の減少により、団体客から個人客や地域住民の方々に密着した食事処の確立。
  • 新型コロナウイルス感染症に関連した各種補助金・支援金の申請方法。
  • 売上減少に伴う資金調達方法。
  • 賃貸店舗の家賃の引き下げ要請方法。
店内内観の写真
店内内観

課題の整理・分析(強みの発見)

  • 2019年8月観光地の湯布院でせいろ蒸し専門の食事処(座席数188席)として開業。
  • 観光バスの団体客だけを相手に経営は順調に推移していたが、2020年1月以降、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、売上は8割以上減少、同年4月以降は売上無しとなり、それ以降休業状態が継続した。
  • 同年9月に入り、弁当・オードブルの提供に方向転換。2012年1月からは、弁当・オードブルを併用しながら個人客へターゲットを絞り込み、湯布院の蒸し料理穴場レストランとして知れ渡ることにより、経営状況も改善しつつある。
  • 観光バスの団体客も少しづつ予約が増えてきているが、観光だけに依存しないで地域とともにあり続ける食事処を目指している。
せいろ蒸し料理の写真
せいろ蒸し料理

提案内容

  • 開業前から資金調達の方法及び金融機関に対しての説明の仕方など相談者に寄り添った支援を実施。
  • 飲食店として経営も順調に推移してきたが、新型コロナウイルス感染症という予想だにしなかった事態を迎え、相談内容に掲げた多様な課題に対して適時に支援を行った。

成果(相談者の声)

神楽 丼オーナーの写真
神楽 丼オーナー

新型コロナウイルスの感染状況により、今後どのようになるのか不透明なところもありますが、今は、全力で味・雰囲気・接客の三要素を大事にして生き残るために、努力しています。

 

経営状況も改善しており、引き続きよろずの継続的なご支援をよろしくお願いします。


企業情報

株式会社神楽