農業法人の販路開拓・ブランディングを支援


相談者:株式会社西日本農業社 藤田 節子さん、田中 優子さん、下津 希世子さん

担当コーディネーター: 油布 恒文(販路開拓)

担当コーディネーター: 新名 康行(IT・Webサービス)

相談内容

臼杵市野津町で自社で栽培した生姜を加工して販売し、6次産業化に取り組んでいる農業法人である。

 

加工部門は6名の女性従業員で運営されており、営業力が弱く販路開拓が課題であることから、相談があった。

西日本農業社の建物外観の写真
建物の外観・表記

課題の整理・分析(強みの発見)

  • 原料の生姜は無農薬で栽培され、設備の整った加工場で製造を行っている。
  • ハチミツ専門店のドリンクをOEMで受注したことで加工技術を磨いたため、自社商品の完成度は高い。
  • 運営を6名の若い女性従業員で行っており、女性目線の商品開発が行われている。

提案内容

デーツ使用のジンジャーシロップの写真
デーツ使用のジンジャーシロップ
  • 企業コンセプト、販売戦略を策定し、ブランディング樹立を提案した。
  • OEMの受注を増やすため、オンリーワンの商品開発を提案し、砂糖不使用によるデーツ使用のジンジャーシロップを開発した。
  • プレスリリースやSNSによる情報発信について提案し、担当COの支援を受けた。
  • 商談会に積極的に参加する事を提案し、通販の会社への販路を開拓した。
  • 商工会と連携して持続化補助金の活用を提案し、新製品開発や既存商品のブラッシュアップを行った。
  • 経営革新計画の承認を受けるように提案し、事業計画作成支援を行い承認を得た。

成果(相談者の声)

6人の女性従業員の写真
6人の女性従業員

加工事業を始めて以来、商品開発には力を入れていたが販路開拓、販売戦略については知識が少なく売上を伸ばせずにいました。

 

よろず支援拠点のCOに指導をいただき、補助金を活用して新製品開発や既存商品のブラッシュアップを行い、少しずつ売上を伸ばすことができるようになりました。

 

今後は新たなターゲットへの販路拡大を目指して取り組んでいきたいと思っています。


企業情報

株式会社西日本農業社